就活は少しでも有利に進めたいものです。早く内定を取って安心したいし、できるだけ希望に合った企業に就職したいもの。
しかし、そうは言っても就職活動の段階では個人的に入手できる企業の情報も表に出ている情報だけ。会社の内部、例えば雰囲気や離職率がどうなのか、サービス残業が多かったりブラック企業だったりしないかなどの内部の情報はなかなか学生が個人的に調べられるかというと難しいものです。
そんなときに便利なのが就活サイトの活用です。
就活サイトって「ちゃんと使えば」かなり有利なんです
求人情報を探すのはもちろん、面接のアポや履歴書の書き方、履歴書の完成度を高める、エントリーシートの書き方や完成度を高めるなど、就職活動を有利に進めるための情報やサポートを受けるのと受けないのでは結果に大きな差が出ます。
学校でのサポートももちろんありますが、それはみんな同じ。もちろん経験はありますので頼りになりますが、学校でのサポートをしてくれる人は普段は学校の先生が本業の人たちです。それに対して就活サイトのエージェント達は就職活動の専門家です。就職活動のサポートや転職活動のサポートで普段から企業に訪問してパイプを作ったり、次の年の就活のために就職した学生と情報交換したり、そうやって良い就活生と企業のマッチングをすることで企業からお金をもらう仕事なので、就活のサポートが専門の人たちです。
学校でのサポートももちろん活用しつつ、こちらも活用するかしないかではかなり大きな差になるのは想像できるかと思います。
同じ企業への就職を希望するライバルの就活生とも差をつけたいのはもちろんですが、それよりもこういったサポートをしっかり活用するかどうかで「どんな企業に就職できるか」が大きく違ってきます。
新卒で「どんな企業に就職できるか」は今後の人生に大きな影響を与えます。
今は終身雇用制を当てにしている人は少ないと思いますが、そうは言っても一度就職をしたら数年間はその企業に勤めることが多いでしょう。
その企業で成長し、スキルや経験を積み、良い上司・良い同僚・良い取引先や良い後輩が入ってきたりといった良い仲間を作っていく「成長する良い環境が整った企業」もあれば、ブラック企業ややる気のない人ばかりの職場など「ヒドイ」としか言いようの無い企業もあります。
あなたの大事な初就職、社会人としてのスタートは新しい人生としてこれから「生まれる」ようなものです。期待や希望といった「今」だけの気持ちもあるでしょう。
そこで良い環境に恵まれるか悪い環境に入ってしまうかは人生に大きな影響を与えます。
良い上司や先輩や同僚に恵まれて前向きに仕事を楽しみながら成長できる環境に行くのか、やる気のない人ばかりの会社やブラック企業で消耗して「お金のために仕方なく働く毎日を過ごす」のか、「仕事が楽しい」人になるのか「仕事なんか辞めたい」と思う人になるのか、もちろんあなた自身の心の問題もありますが、まわりの環境は大きく影響するものです。特に初めての社会人ではなおさらです。
就活で失敗したら「転職する」という手もありますが、新卒で入ってすぐに辞めた人がそんな簡単に良い転職先が見つかるものでもないですからね。
初めての就職活動、何となく「就職しなきゃな」で終わらせてしまうのではなく、「今は人生の方向性を決める大事なポイント」だということを意識して少しでも有利になるものは利用し、自分自身の今後のためにも、いろんな手を使ってあなたに合った良い企業に入りましょう。
どうやって良い会社を探すか、どうやって就職を有利に進めるか
リクルートやマイナビなどの総合的な求人サイトに限らず、IT系に特化したサイトやファッション系ブランドに特化した求人サイトなどいろいろなサイトがあります。
また、サイトでも登録だけしてあとは自分で探すタイプのものと、専属のエージェントがついて企業とのアポイントの調整や採用条件の交渉、履歴書やエントリーシートのアドバイスや面接の指導などをしてくれたりといったサービスがあるタイプのサイトもあります。