就活バイブル
合同説明会の流れとポイントを把握する
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Tokuhyo (7) Megane (31055)
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◎具体的な流れ

■事前準備~会場まで
①目的の確認
まず、「そもそも何のために合同説明会に行くのか?」という目的を明確にしておくことが必要です。目的が複数ある場合は優先順位を立てておくことも重要です。
たとえば、「特に行きたい業界が決まっていないのでたくさんの企業に会いたい」という人は、より多くの業界、企業を回れるような計画を立てるべきでしょう。また、「同じ業界内の企業を比較したい」という人は、すべての企業に同じ質問をするなど、共通の基準を持って回ることで、効果的な比較ができるかもしれません。
「マナーやメイクなど、就職活動の基本を知りたい」という人は、主催者の行うイベントや講座を中心に回る計画を立ててみましょう。
逆に「この企業とじっくり話したい」という人の場合、一つの企業に長時間というのは、合同説明会という性格上難しいかもしれません。しかし、その場合でも、その企業の採用担当者とコネクションを取ることを必須とし、次回につなげるという計画をたてれば、十分に参加する価値はあります。

このように、目的を明確にしておくことで、訪れる企業や質問する内容など、合同説明会ですべき行動がおのずと決まります。結果、ただ漫然と流れに任せて行動するよりも、密度の濃い時間をすごせるのではないでしょうか。

②情報収集
合同説明会は就職サイトが主催することが多いので、その就職サイトから探します。主な合同説明会は以下のものがあげられます。

・マイナビ就職EXPO(毎日コミュニケーションズ)
・マイナビ就職セミナー(毎日コミュニケーションズ)
・日経就職フォーラム(日経HR・ディスコ)
・リクナビLIVE(リクルート)
・リクルート合同会社説明会就職カンファレンス(リクルート)
・就職博(学情)

③参加企業の確認
あらかじめ回りたい企業をピックアップし、さらに優先順位をつけておくと、当日はより効率よく回れます。また、回りたい企業が事前予約制の場合、当日参加ができない場合もあります。参加企業の確認は早めに行ったほうがよいでしょう。

④持ち物
・筆記用具
書類等の記入やメモ用に必要となります

・手帳
ブースでは、各企業の個別説明会への予約ができる場合があります

・携帯電話
会場までの地図や路線を調べておくと、スムーズに向かえます

・バッグ
資料をもらう機会が多いので、大きめのものを持っていくとよいでしょう

⑤服装
スーツの人が多いです。指定が無ければ、私服でも全く問題ありませんが、悩んだり気になったりするのであれば、スーツで行くのが無難でしょう。

⑥参加する時間
基本的に入退場自由です。したがって自分の好きな時間帯に参加することができます。ただし、講演形式の企業やイベントは時間が決まっていることが多いので、事前に調べておくことが必要です。


■会場にて

①訪問カードの記入
まずは受付で訪問カードの記入を行います。「受付票」(マイナビ)や「コミュニケーションカード」(リクナビ)とも呼ばれることがあります。このカードは、後に各企業のブースで提出することができます。提出すると、後にその企業から連絡を受け取ることができます。事前に就職サイトで同様の書類を印刷しておくことで、この作業は省略できることがあります。
訪問カードを記入したらいよいよ会場です。以下の流れは自分の予定にあわせて組み立ててください。

②ブース形式の企業を訪問
合同説明会中は、いつでも自由に企業のブースを訪問することができます。大きなブースの企業の場合、1回あたり10~30分程度の説明を時間で区切って行っている企業が多いです。また、空いている企業の場合、1対1でじっくり話すことができる場合があります。採用担当者は複数いることが多いので、積極的に話しかけてみましょう。

③講演形式の企業を訪問
合同説明会中、時間帯ごとに企業が交代で講演します。そのため、時間前に並んだり、事前予約が必要な場合があります。時間は1つの企業につき30分~1時間程度です。学生の人数が多いため、ブース形式よりも「一方向」になりがちです。どうしてもその企業の採用担当者と話がしたいときは、講演前後に話しかけてみましょう。

④その他イベントに参加
合同説明会では、主催者側が以下のようなイベントを行っている場合があります。上手に活用して、効率のよい情報収集をしてください。

・就活セミナー
自己分析や就活相談、SPI対策など、就職活動に関するセミナーを行っている場合があります。多くは無料なので、積極的に参加しましょう。

・休憩コーナー
人ごみに長時間いると疲れます。適度に休憩を取り、次の行動を考える時間にしましょう。

・資料コーナー
企業のパンフレットが置いてあるので、回る時間のなかった企業の情報は、最低限ここで手に入れましょう。



◎ポイント
■オススメの時間帯
基本的に会場直後と終了間際は空いています。お昼ごろからはかなり混雑してくるため、回りたい企業は早めに訪問しておくとよいでしょう。また、終了間際になると、企業ブースにいる学生もまばらになってきます。その時に企業の採用担当者に話しかけてみると、落ち着いて話せることが多いです。終了間際に話すことで、相手の印象にも残りやすく、一石二鳥といえます。


■座る席は前のほうに
これには2つのメリットがあります。1つは「質問しやすい」こと、もう1つは「声が聞き取りやすい」ことです。人が多く、話し声が行きかう会場では、後方の席だと声が届かないことが多いです。空いているのであれば、積極的に前方の席に座りましょう。


■メモは必ず
これにも2つのメリットがあります。1つは「記録を残すことで、自分の記憶にも残りやすく、質問にもつなげやすい」ことです。もう1つは「相手に話を聞いていることをアピールできる」ことです。もちろん、書きながらも時々相手に視線を合わせることがマナーなので、下ばかり向いて話を聞かないように気をつけましょう。


■質問は大切
合同説明会において、採用担当者は多くの学生に説明する必要があるので、説明はどうしても簡潔になります。したがって、ただ黙って聞いているだけでは、結局パンフレット程度の情報量しか得られないことが多々あります。そこで、説明後に質問することによって、さらに深いところまで聞きだすことができます。ただし、ネガティブな質問は、公けの場では避けましょう。


■本当に「興味のない業界」なのか?
「興味のない業界」と、イメージだけで決め付けていませんか? はじめから「興味がない」というのと、実際に訪問して「やはり、興味がなかった」というのでは、その業界に関する理解度に大きな差があります。あえて「興味のない業界」を訪問する――このようなことができるのも、合同説明会のよいところです。